ベストホームは「暮らしを変える 住まいをつくる」をコンセプトに 富山の風土に合った家づくりを実践しています。ここでは施工事例や家づくりの豆知識などなどお伝えしていきます。
断熱を叶える手法3選
樹脂窓を採用する
樹脂はアルミに比べてはるかに熱を伝えづらい素材です。
なんと熱伝導率はアルミの0.1%以下!
ちなみに、冬に室温22℃・湿度45%の部屋では窓際などが10℃まで冷えると結露してしまいます(図1:湿り空気線図)
従来のアルミサッシでは外が寒いとサッシの内側まで冷たーくなっていますよね。はるかに熱を伝えにくい樹脂サッシなら結露でビショビショになったり、カビたりしにくいのでとても清潔、お掃除も楽々ですよ。
ペアガラス・トリプルガラスを採用する
実は、従来型の家では窓などの開口部か半分以上の熱が出入りしています。
面積割合では屋根は20%、外壁は50%程のところ開口部は10%程しかないので、断熱的には開口部がどれほど大きな穴になっているかがわかります。
UA値とは家全体から逃げる熱の平均値です。例えばZEH基準UA=0.6ならほどほど良い性能といえますが、開口部からは逃げる熱は樹脂トリプルガラスでも約1.5倍、樹脂ペアガラスで2倍以上、アルミ樹脂ペアで4倍近くにもなります。
住宅の高性能化を図るとき当然家全体の断熱レベルを上げたいところですが、ボリュームの大きい屋根や壁に対して、窓の強化は最も費用対効果の高い方法といえます。
抜かりない施工品質
隙間なく、ムラなく、丁寧・確実に施工されていてこそ断熱性能は真価を発揮します。ここで大切なのが「一所懸命やったつもり」だけでなく、できていることの確認です。
ここで「気密測定」が施工品質を確認する有効な手立てになります。
適切な気密処理には、気密・防湿・断熱資材などを用いて一つずつ隙間を潰す細かで誠実な作業を要します。気密測定とは、有資格の気密測定士が高価な測定装置を現場に持ち込み実測するため実に正直に結果が出ます。気密測定で断熱材の厚みを測れるわけではないですが、家の隙間の量を測ることは作業の確実性や丁寧さを確かめる一定の指標になります。
まとめ
家の断熱性能は「快適性」と「健康」に直結します。毎日の暮らしが快適であることはもちろん嬉しいことですが、心身が健康であることはもっと大切です。日々の食事で栄養やカロリーや安全性に気を遣うように、家の断熱性能にももっとこだわりたいですね。
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